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有機ELと液晶の違いを比較して解説!身近なところの有機EL搭載機種。ディスプレイの不良ならスマホスピタル熊本下通店で即日修理!
[2021.03.04] スマホスピタル熊本下通店
iPhone修理・スマホ修理でお馴染みのスマホスピタル熊本下通店です!熊本市の中心街で営業していて、連日多くのお客様にご利用いただいています。下通りと銀座通りの交差点から徒歩10秒のライズ銀座通りビル2Fで営業しております。熊本市電からのアクセスも良く花畑町電停から徒歩3分程になります。iPhoneやAndroid端末からゲーム機やタブレット端末など様々な修理に対応しているので、まずはお気軽にご相談ください。画面交換やバッテリー交換、水没などお困りのことはお任せください。
最近のスマートフォンはスペックがどんどん向上し、画面だけでなくカメラやそのチップまでもがとてもよくなっています。今まで多くのスマホの画面は液晶ディスプレイを採用していましたが、近年それにも変化が起きています。最新機種のiPhone 12 Proには有機ELディスプレイが搭載され、その画質の良さは過去モデルと比較すると一目瞭然です。しかし有機ELや液晶というワードは聞いたことがあっても、その違いってよく分からないですよね。そこで今回はこの違いについてご紹介していきたいと思います。
まずは「液晶」の仕組みについてお話していきます。ディスプレイには、数百万個のすごく小さな画素が入っています。この画素とは、自分で発光して光ることはありませんが、光の調節をする機能があります。この光の量を調節することによって色を変え、その組み合わせで1つの画像・映像を映し出すことができるのです。バックライトからの光を液晶が調節し、色のフィルターを通す仕組みです。これが何百万個も集まることによって大きなテレビやスマホの画面などになっています。
(バックライト、液晶、カラーフィルター、斜光板)
では次に有機ELの仕組みについて解説していきます。有機ELとはElectro Luminescenseの事で、テレビや身近なところだとiPhone Xなどの画面に採用されています。有機ELは液晶のようにバックライトを必要としません。ディスプレイを構成している小さなサブピクセル1つ1つが自ら発光する為、光源を必要としないのですね。このサブピクセルとは画面の単色の点のことで、赤・青・緑の3点のサブピクセルが合わさりピクセルとなります。そしてそのピクセルが集まることでディスプレイが出来ています。細かい点1つ1つが光り色を表現できるので色が混ざることがありません。
有機ELは液晶に比べ黒の表現が得意と言われています。液晶は黒を表現する時に3色のカラーフィルターのシャッターを全て閉じることで黒、すべて開くことで白を映します。この際完全に光を遮断することが難しく、どうしても光が漏れてしまいグレーのような色になります。しかし有機ELはひとつひとつ自分で発光する為、その発光自体をとめることが出来ます。光が漏れることもない為、漆黒のような本物の「黒」を表現することが出来ます。
また、有機ELの特徴としてその薄さが挙げられます。液晶は前述の通り、自身のみでの発光が出来ません。つまり液晶とさらにバックライトをかならずセットで付けないと、映像を映し出すことが出来ません。それに対し有機ELは自分で発光できるので、バックライトが必要ありません。だから液晶に比べ、必要な部品が少ない為に薄く作ることが出来ます。
動きの早い映像などにも強く、スポーツ観戦などに向いています。液晶ではどうしても残像感が出てしまうような動きでも、滑らかに表現することが出来ます。自力発光であるため、残像を残すこともなく映像を映しだします。だから滑らかな表現が可能になるのですね。
逆にデメリットとしては価格が高いことがあります。まだまだ新しい技術の為、液晶に比べると高級機種しかないのが現状になります。しかし今後はどんどん有機ELの普及が進めば、もしかしたら価格帯の低下もあるかもしれません。
またもう1つのデメリットとして、焼き付きが起きやすいことがあります。バックライトからの光を受けずに自力で発光する為、そのサブピクセル1つ1つに負荷がかかりやすくなります。その為素子が劣化してしまい光が消えなくなってしまうので、画面の焼き付きが起きてしまうのです。同じ画面をずっと表示させることが問題なので、そうならないように気を付けておくことが大切です。
そんな有機ELですが、テレビやスマホに採用されているとご紹介しましたが実際にどの機種に搭載されているのかを調べていきたいと思います。
まずはテレビですが、主な有名メーカーの多くがこの有機ELのテレビを発売しています。Panasonicの「VIERA」シリーズやSONYの「BRAVIA」シリーズ、東芝の「REGZA」シリーズなどには、液晶ディスプレイ採用のモデルだけでなく有機ELディスプレイ採用のものがあります。実際に家電量販店などに行くと、有機ELのテレビと液晶ディスプレイのテレビの比較ができる場合があります。ご自分のお家に合うのがどちらなのか検討してみるといいかもしれません。
ではスマートフォンはいかがでしょうか。iPhoneなどのスマホの多くは液晶ディスプレイが採用されている場合がほとんどでしたが、近年有機ELを採用したモデルが多く出てきました。
使っている方の多いiPhoneですが、最初に有機ELディスプレイを採用したモデルはiPhone Xでした。その後も価格帯やスペックの高いProのモデルには有機ELディスプレイが採用されました。iPhone XRやiPhone 11は液晶ディスプレイが使われていますが、iPhone XS、11 Pro/Pro Maxは有機ELディスプレイです。そして2020年の10月に発表されたiPhone 12シリーズは、発表された4モデルすべてに有機ELが採用されました。
始めてスマホに有機ELを使用したのはSAMSUNGです。GALAXYシリーズで有名なSAMSUNGは自社で有機ELディスプレイを製造しています。世界で見て有機ELの圧倒的なシェア率を誇っているといわれています。ほかにも中華スマホのOPPOやXperiaのSONYなどからも有機ELディスプレイのスマホが登場しています。
しかし特徴で説明したように、メリットの多い有機ELですが、もちろんデメリットも多少はあります。まだまだ壊れやすい部分があったり、焼き付けなどの症状は交換修理以外に改善方法はありません。しかも高額なので、簡単に買い替えてしまうより修理して使いたいですよね。
スマホスピタル熊本下通店では有機ELディスプレイのスマホでも修理が可能です。iPhone XなどのiPhoneシリーズの画面交換はもちろん、Android端末の修理も承っています。画面割れやガラス交換だけでなく、画面表示の異常などにも対応していますので、まずはあきらめる前にお気軽にご相談ください。
スマホ・iPhone修理のことならスマホスピタル熊本下通店にお任せくださいませ。
以上スマホスピタル熊本下通店でした!
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